03_PCのマルチブート

MBM(MultiBootMmanager)編

    1台のパソコンで複数のOSを起動する ??

 もうかなり昔のツールですが、MBM(Multi boot manager) と言うDOS コマンドのフリーソフトについて記述します。
時代的には「Windows98・Me」あたりの作品 (1998年頃) で、「Linux」にも対応し 主にハードディスクの「MBR(Master Boot Record)」管理・区画管理を行えるツールです。
MBMを利用して、複数の区画にインストールした複数のOSに対して、自由にブータブルが可能となります。
例として、C:\Windows95    D:\Windows2000    E:\windows8   F:\Linux   等のマルチOSを搭載したPC構成が可能となります。
当然の事ながら同時に複数のOSを起動する事は叶いませんが、目まぐるしくバージョンアップが行われた時代に、アプリの動作確認をするのには重宝したものです。

 現代ではマルチブートの利点はあまり多くは有りませんが、使い方次第では何かの役に立つかも知れません。(或いは、立たないかも知れません)

 尚、MBMは記憶装置に直接アクセスするツールであり、使用方法を誤った場合データを喪失する危険がありますので、実際の使用に関しては全て自己責任に於いて行っていただく事に成りますので、くれぐれもご注意・ご留意 頂きますようお願いいたします。
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MBMの推奨機能について
1.区画作成
2.ブートセレクタ
起動用にMS-DOS プログラムを利用した画面です。

起動ドライブは仮想ドライブとしてA:が割り当てられています。
先ずMBM自身のスタートメニューを呼び出しますので、「A:\mbm」と入力します。
MBM のメニュー画面が起動した状態です。

MBM のバージョン「R0.38」と表示されています。
パーテーションの区画作成機能である「edit」を起動してみましょう。
先程 A: driveに対して行ったものと同様に、Dos コマンドでメニューを選択してみます。
「A:\mbm edit」と入力し「Enter」で確定します。